「暮らしこ」のあらまし

2011年にDIY第1号でカフェ「T・テラス槻」をオープンさせ、2012年できる限りの自前作業で「テラスハウス泉」を完成させた。

つぎの展開を考えながら、なすすべきことを模索していたところ
2014年、縁があって厚真町で離農した農家住宅(敷地3反)を入手した。
建築年度昭和46年で、空家になって既に数年が過ぎ、資産価値のない住宅と納屋そして朽ちた物置と外便所が建っていた。


敷地3反(900坪・3,00㎡)の荒れ放題の草木、居宅や納屋のゴミの処分、物置と外便所の解体処分。
なんと時間と費用のかかること。
敷地の草刈と雑木の伐採のため、刈り払い機とチェーンソーを、整地のため中古のミニバックホーを購入し
敷地の整理だけで数ヶ月を要した。

住宅修理のプランを考え、「火」をテーマにすることにして、囲炉裏と薪ストーブ、竈をつくる計画をした。
建築の美を体験するため「「小間の茶室」を造ってみよう。庭に見立てた路地も整備する。
メンテナンスとDIYの改修を考慮し、2階を撤去することにした。

2015年4月に減築と一部増設の建築確認申請の許可を得て、5月に大工を頼み2階を撤去し、屋根の工事を終了させた。
その後、一部増設と内部造作は一人作業のDIYで、増設部15㎡が完成したのが同年10月、
内部造作がある程度出来上がったのは2016年3月だった。足掛け2年の歳月がかかった。
本職の合間の作業なので仕方がないが、よくも飽きずにやったと自己満足。

2016年4月厚真町に住民票を移転し厚真町民になる。
敷地や、建物の整備は限りなく続く。もらった小屋を増設したり、納屋を造作したりで、
あっという間に2017年を迎えてしまった。その間、周辺農家の方々との交流や、役場の方々にお世話になりながら
自分の将来について考える良い機会となった。
ここで何かできることがないか?生きがいとなる仕事がないだろうか?
役場のアドバイスを受け、農家民宿を開業する計画にたどり着いた。

都市計画地域内の調整区域に位置する我が家は、地域が指定される以前に建築された住宅のため、
第一次産業に携わることなく、既存の1.5倍までの建替えと増設が可能となる。
しかし、調整区域内は規制が厳しくそれ以上の建築行為が許されていない。

続く